ドキュメンテーション

レイヤーの中で画を移動する

アニメーションを作る際、画を移動したり、複製して別のフレームに入れたりすることがあります。

これをするには、まず、前述の方法で画を選択する必要があります。

次に、選択された画の上でクリックをしたままにすると、画に薄いピンク色のハイライトがかかり、画の左側に赤い縦の線が現れます。
これは、タイムライン上で画を移動できる準備ができたことを示しています。



画を移動後にクリックを離すと、小さなウィンドウ内に3つのオプションが表示されます:移動コピー挿入です。



このオプションは、移動した先に既に画があるかないかで、その結果が変わってきます。

この小さなウィンドウを非表示にしたい場合は、編集メニューの環境設定の表示タブから、Pop-up for drag and dropping imagesオプションをアンチェックします。

この場合、画をコピーするには【Ctrl】キー、画を挿入するには【Shift】キーを一緒に押す必要があります。単にクリックしただけの場合は、画を移動します。同時に、ピンクのハイライト部分に、移動、コピー、挿入と表示されます。

* 移動

1) 選択したフレームをタイムラインの右の空の部分に移動すると、レイヤーの長さと開始フレームの位置が変わる場合があります(一番左のインスタンスのフレームを移動した場合)。




2) フレームを選択して、既にフレームが作成されている場所に移動すると、移動先のフレームを上書きしてしまいます。また、レイヤーの長さと開始フレームの位置が変わる場合があります(一番左のインスタンスのフレームを移動した場合)。


* コピー

1) 選択したフレームをタイムラインの右の空の部分にコピーすると、前のインスタンスが自動的にストレッチされる場合があります(前のインスタンスのエクスポージャーをコピー)。この場合、当然レイヤー全体の長さも長くなります。




2) フレームを選択して、既にフレームが作成されている場所にコピーすると、このフレームを上書きしてしまいます。このため、レイヤー全体の長さは変わりません。


* 挿入

1) 選択したフレームをタイムラインの右の空の部分に挿入すると、コピーの場合と同じ様に、前のインスタンスが自動的にストレッチされる場合があります(前のインスタンスのエクスポージャーをコピー)。この場合、当然レイヤー全体の長さも長くなります。




2) フレームを選択して、既にフレームが作成されている場所に挿入すると、元の場所のフレームは変わらずに、選択した部分に選択したフレームのコピーが上書きされずに挿入されます。このため、レイヤー全体は、挿入した分だけ長くなります。