ドキュメンテーション

ズームと表示オプション

ズームツールは、ソフトウェア画面上のツールパネルに入っています。



アイコンの上で左クリックをすると、サブメニューが開きます:



ズームインオプションを選択すると、描画スペースでクリックするとズームイン(拡大ズーム)をします。
ズームアウトオプションを選択すると、描画スペースでクリックするとズームアウト(縮小ズーム)をします。
選択範囲をズームオプションを選択すると、黄色い補助線が表示され、クリック&ドラッグして囲んだ部分をズームインします。
ズームナビオプションを選択すると、描画スペース内を移動できます。



以下の操作も可能です:
* プロジェクトウィンドウ右下のミニスライダーと "+" と "-" のアイコンを使って、ズームイン/ズームアウトをする。
* キーボード・ショートカット [<] と [>]を使う。
* ズーム率の数値フィールドの数値を変更して送信すると、そのズーム率で表示されます。
* ショートカット [Alt + 右クリック + カーソルを左右に動かす]を使う。

プロジェクトウィンドウの右側にも便利なオプションがあります:
* ボタンをクリックすると、ズーム率100%表示に切り替えます(プロジェクトの実際のサイズ)。
* ボタン(デフォルト設定ではオン)をクリックすると、描画スペースが自動的にプロジェクトウィンドウ内に自動フィット表示されます。これは、ズームインを繰り返した後に、全体を見て確認したい場合に便利です。プロジェクトウィンドウが、画像の実際に画像より大きい場合、ズーム率は 100%になります。
* ボタンを右クリックすると、プロジェクトウィンドウがフローティングウィンドウになります。

ズームオプションは、細かいディテールの作業をするときに非常に便利です。また拡大縮小しても、画像、動画、写真に変更を加えることはありません。各種オプションは表示メニューからでもアクセス可能です。
ズームアウト(実際のサイズの20/25/33/50%の場合)の表示画像にはアンチエリアスがかかっています。これは、非常に高い解像度で作業する場合に便利です(例えば、HDTV形式)。


変形ツールに関してですが、画を移動、回転、変形する場合、ピクセルを変形させてしまう場合があります。これを防ぐには、このツールを使う時、ズーム率を小数点のないもの(例えば、20.88/25.56/50.92/100.12%ではなく、0/25/50/100%)にしてください。

第1課で、複数のプロジェクトを開いて作業することが可能と説明しましたが、ウィンドウに関しても、複数同時に表示して作業することが可能です。
キーボード上で[M]キーを押すか、新規ズームウィンドウ表示メニューから選択します。これは、非常に大きなズーム率で作業をしながら、全体を把握するのに便利です。



新しいウィンドウが開かない場合は、カレントウィンドウを最小化してみてください(第1課参照)。
複数のウィンドウを開いて作業する場合、1つのウィンドウに行った変更は、同じプロジェクトの全てのウィンドウに表示されます。


プロジェクトウィンドウの ボタンは、右クリックするか左クリックするかで使える表示機能が変わってきます。

* 左クリックの場合、クリックしたままマウスを動かすと、描画した画像を画面上で移動することができます。ショートカット[Alt + 左クリック + マウスの移動]を使っても同様です。

* 右クリックの場合、クリックしたままマウスを動かすと、カレントレイヤーだけを動かすことができ、その内容を確認できます(レイヤーの概念に関しては次の課を参照)。クリックをリリースすると、移動したレイヤーは元の位置に戻ります。これは、多くのレイヤーを使って作業している場合に、どのレイヤーがカレントレイヤー化を確認するのに非常に便利です。

また、シェーカーという機能にショートカット [A]キーでアクセスできます。このキーを押すと、カレントレイヤーを震わせ、直ぐに元の位置に戻します。これはカレントレイヤーがどれかを判断するための機能です。