ドキュメンテーション

エミッター > パーティクルタブ

エミッター > パーティクルタブは、エミッターによって発生したパーティクルの設定をできます。

パーティクルポップアップメニューを使えば、一つまたは複数のパーティクルを作成することができます。作成出来るパーティクルは数種類あります。パネルの右上のプリセットメニューから選べます。(sci‑fi > galaxywarp)、(party > magic candle)、(pyrotechnic > explosion-b)。

パーティクルメニューを使って、パーティクルの複製、名前の変更、削除ができます。今作業しているパーティクルの名前がポップアップメニュー内に表示されます。
パーティクルが新規作成されると、パーティクル設定用のオプションが表示されます。



全てのパーティクルは、画面上に現れて消えていきます。パーティクルが現れて消えるまでの時間をパーティクルの寿命と呼びます。
寿命オプションは、パーティクルの寿命を秒単位で設定できます:
- 花火では非常に短いです : party > magic candle
- 非常に長い場合もあります: nature > fog.

生成レートオプションは、毎秒生成されるパーティクルの数を設定できます:
- 必要があれば、この数値を非常に高く設定できます:プリセットの例 (sci-fi > galaxywarp)
- また、低く設定も可能です:プリセットの例 (object > dice)
小数点以下に設定すると、非常に少ないパーティクルを発生させます。例えば、0.3に設定すると、3秒毎に1つのパーティクルが生成されます。0.01に設定すると、100秒毎に1つ生成されます。

シングルチェックボックスをオンにすると、生成されたパーティクルが寿命を全うして消えるまで別のパーティクルは生成されません。これは、パーティクルが画面の外から出てしまっている場合も同様です。
プリセットの例 (object > golf shot) を見ると、このオプションの機能を確認することができます。

寿命オプションですが、 ゴルフボールのパーティクルの寿命が、空中を飛んでいる間だとしましょう(ゴルフボールが着地すると、空中を飛んでいるのを見ることができません。着地地点があまりに遠いためです)。
シングルチェックボックスをオンにすると、最初のゴルフボールが着地した後に新しいゴルフボールが射出されます。これは、射出された最初のゴルフボールが画面から出たかどうかは問題になりません(または、同じ放物線上で画面に再び入る場合もあります。下図参照)。

最初のゴルフボールが着地した後に次のゴルフボールが射出されます(これが、ゴルフボールの寿命に該当)。

ポイントオプションは、線、楕円、長方形タイプのエミッターのみに該当します。
このオプションは、エミッターの輪郭の上にどのようにエミッターが配置されるかを設定します。
下の図は、プリセット(party > stage lights)に対して、タイプと楕円タイプのエミッターを設定した場合です。

タイプのエミッター

上から下へ:
ポイントオプション = 0 または 1
ポイントオプション = 3
ポイントオプション = 5
楕円タイプのエミッター


ポイントオプション = 9


このタブには、エミッターへのリンクというオプションがあります。これはエミッターがパスを使って動く場合、パーティクルがエミッターの動きに合わせて動くかどうかを設定できます。

1つ目の例:蒸気機関車が画面上に描かれており、キーフレーマーのエフェクトを使って、蒸気機関車が左から右に移動する効果を出しています。
ピクセルトラッカーを使って、煙突から出る煙の軌跡を設定しています。このため、機関車が移動しても、エミッタ−から出る煙のパスと煙突の関係は変わりません。
下のアニメーションの場合、煙のパーティクルが蒸気機関車の煙突に設定されたエミッターにリンクしていますが、値が100%に設定されています。煙の動きが不自然です。


下のアニメーションの場合、エミッターへのリンクが25%に設定されており、煙の動きは自然になります。


2つ目の例:パトカーのサイレンの点滅はパーティクルで、当然、パトカーの屋根の位置のエミッタ−にリンク付けられています。車が移動する場合、全てが一緒に移動します。エミッターへのリンクは100 %に設定されています。