ドキュメンテーション

オプション(パラメータ)を使ってエフェクトを管理する

« Palette » プロジェクトを開きます。
* 20フレームにストレッチして画像を入れます。
* ブラー > 中心ブラー を選択します。

以下のようなタイムラインになります:




この課では、説明を簡素化するために、同じ画像を連続して入れたアニメレイヤーを使っています。これから説明することも、アニメレイヤーが前提です。

アニメーションキーを設定できるのオプションはここでは3つあります:
* 中心の位置(座標)
* ブラーの強さ
* ブラーが適用されない円の半径

ブラーが適用されない円の中心と範囲は、このようにプレビューされます(下の図参照)。

オプションの中には、色付きのハンドルをマウス操作で直接調整できるものもあります(左の図参照)。
FXスタックを適用すると、円とハンドルは表示されません。


画面上で直接調節できるパラメータ(ハンドル、円、曲線)を HUD(HUDはヘッドアップディスプレイの略)と呼びます。
FXスタックパネルの下のHUDオプションのチェックを外すと、HUDが画面に表示されなくなります。

次にタイムラインを見てみましょう:
* 様々なオプションに対するアニメーションキーを設定したら、タイムラインの左に中心ブラーが表示されます。この名称の直ぐ左にある「+」アイコンをクリックするとキーを設定したオプション(パラメータ)が、その下に表示されます。
* オプション名の右側には、それに対応するキーを設定するラインが表示されます。それぞれのオプションに対してタイムライン上のフレームを選んでキーを設定できます。



それぞれのオプション(中心, 強さ, 半径)別にキーを設定することができます。つまり、オプションごとに、別々に進捗することになります。例えば、中心部ラーの強さをゆっくりと減少させながら、半径は急速に増加させたりできます。開始と終了も別々に設定できます。

複数のキーを使うことで、オプションを時間の経過に沿って適用することができます。例えば、このタイムライン上の中心オプションですが、これには3つのキーが設定されています。.

下の図は、3つのキーを設定して作成したエフェクトです。





タイムライン上の一番上のキーのラインには、FXスタックのエフェクトの名前がついており、全てのキーが表示されています。