翻訳作業進行中

マルチプレーンカメラの概念

マルチプレーンカメラのエフェクトを使うと、背景の前に複数のプレーン(画像の層)を展開させることができます。それぞれのプレーンの奥行きを個 別に設定することができ、観客には移動スピードの違いとして映ります。



この上の画像では、複数のプレーンが近いものは手前、遠いものは後ろというように配置されています。後ろから、山、山の前の木々、雲、その前の木々、鳥、そして最後に大きな黄緑色の木です。

このエフェクトをアニメーションを作成すると以下のようになります:
* 手前にある木は、見ている人に近いので速く動きます。
* 雲も動きますが、非常に遅い動きになります。

焦点の違いを反映したブラ−効果

このエフェクトは、人間の目は見ている全てのものに対して一度に焦点を合わせることができないことを考慮しています。
一眼レフカメラのように、手前のものに焦点を合わせると、遠いところにあるものがボケます。また逆に、遠くのものに焦点を当てると近くのものがボケて映ります。



上の写真では、バラの花と比べて木は遠いところにあります。左の写真では、カメラはバラに焦点を当てているため、木がボケます。右の写真では、カメラは木に焦点を当てているためバラがボケています。

マルチ撮影台とコンピュータのマルチプレーンカメラの違い

左下の図は、従来のマルチプレーンカメラを図示したものです。これを使って撮影を行っていました。それぞれのプレーンにはガラス版が張ってあり、撮影中に徐々に移動します。

右下にコンピュータ上のマルチプレーンカメラのエフェクトの仕組みを図示しましたが、従来のものとは仕組みが違います:
コンピュータの場合、撮影の進行に従ってカメラの方が動き、長く続くプレーンの場合、自動的に複製されます(星空の背景は、カメラの前に固定されているため、カメラが動いても、動きません)。

この課で使うプロジェクトについて

この章の始めにお見せした画像は、プロジェクトFX_Multiplan_Camera_TrackIn.tvppから取ったものです。 これを使ってマルチプレーンカメラのエフェクトの説明をします。
以下に示したものが、このプロジェクトのタイムラインです:



「bird(鳥)」、「Trees close 1(近景の木1)」、「Trees close 2(近景の木2)」、「Trees close 3(近景の木3)、「Trees middle (中景の木)、「Mountains(山)」、「Clouds(雲)」というレイヤーを使って、奥行きのあるアニメーションを作成します。