マルチプレーンカメラのウィザード
パネル内には、ウィザード...ボタンが、ステージを開く/閉じるボタンの右にあります。これは、マルチプレーンカメラのエフェクトで使う様々なプレーンを選択することができます。エフェクトの機能の概要の説明が終わりましたので、この機能の説明をします。
このボタンをクリックしてください。ウィンドウが開いて、ウィザード...を使って外部のプロジェクトやカレントプロジェクトのレイヤーを使ってプレーンを作るかどうかきいてきます。これが、通常使われる2つのケースです。
プロジェクトからプレーンを作成する場合 : 最初の〔TVPで開かれている全てのクリップから開く〕オプションでは、カレントプロジェクトと他の開いているプロジェクト内の全てのクリップが使えます。選択すると、それぞれのプロジェクトのそれぞれのクリップがマルチプレーンカメラのエフェクトのプレーンになります。〔次へ〕をクリックすると表示されるウィンドウ内で、プレーンをマルチプレーンカメラ内に自分で好きな距離に配置できます。
ウィンドウの表示は以下の様になっています:
アニメーションのプレーンは、前景として作成され、他のプレーンが縦にリストアップされます。それぞれのプレーンにはチェックボックスがあり、チェックすることでアニメーションをプレーンとして使うことができます。リストの順番は、プロジェクトを開いた順番と逆になっています(最後の開 いたプロジェクトがリストの上に表示され、最初に開いたプロジェクトがリストの下に表示されます)。それぞれのプレーンにはZ軸の場所が表示され ています。デフォルト設定では、一番上のプレーンのZ軸の値が0,次のプレーンが -100、その次が -200という順になっています。それぞれのZ軸の値を設定し直します。これでプレーンを作成すると、ここで設定したZ軸の値が使われるので、後はそれぞれのプレーンを動かすだけです。
カレントプロジェクトのレイヤーからプレーンを作成する場合 : CDに入っているFX_Multiplan_Camera_TrackIn.tvppプロジェクトを開いて、現在のクリップからレイヤーを開くのオプションのチェックして、〔次へ〕をクリックします。
ウィザードウィンドウ内にカレントプロジェクトの全てのレイヤーが表示され、プレーンとして作成できます。このステップ2ウィンドウで は、前の例と同様にそれぞれのレイヤーにZ座標が表示されています:
このウィンドウ内では、それぞれのプレーンにZ軸の座標を設定したり、ステージビュー内の HUDの色を変更することも可能です。
最後にOKをクリックすると、ウィザードが自動的にレイヤーからプレーンに作成します。